ナニコレ?仮面ライダーを見直すと「ライダーマン編」
Fail.04 なぜライダーマンはバリバリの改造人間
にひけをとらないタフな活躍ができるの?
Question ライダーマンの最大の武器は右腕に装備した人造アームのアタッチメントでこれを駆使して仇敵に立ち向かう。しかし右腕を除いては強化服を着ているとは肉体改造はしておらず、事実上最弱ライダーである。それなのにプルトンロケットに乗り込んで空中で爆発させて生還してきたり、7人ライダーと共にエネルギーを集中させネオショッカーの大首領を大気圏外に連れ去るなど、結構バリバリの改造人間にひけをとらないタフな活躍をしているが、どうしてそんな事が出来たのだろう?
Answer ライダーマンは肉体改造をしていた!
ライダーベルトのバックルの向きが上下反対になっているが、左右のポケットが上下は正しいので、バックル部は別に装着していた事がわかる。また仮面の下の黒覆面を付けていなかったり、本来負傷した右腕に装着するはずのアタッチメントが時々左腕に?と言う事もあった。
これこそが再改造の証拠です。けしてライダーマンがおっちょこちょいという訳ではありません?
では、誰が肉体改造を施したのか?
ライダーマン(結城丈二)自身が改造した説?
デストロンの天才科学技術者だったライダーマン(結城丈二)だから、自分自身の肉体改造くらいお茶の子さいさいで出来たのではないだろうか?改造時期はプルトンロケットに乗り込む以前か?
ダブルライダーが改造した説?
カメバズーカを抱えて滑空し爆発させたダブルライダーの合わせ技「ライダー全エネルギー放出」を使い、今度はプルトンロケットの爆発と共に放り出されたライダーマンを救出したのではないだろうか?
その時のライダーマンは強化服を着ているとはいえほとんど生身の人間と変わらないので瀕死の状態だったに違いない。そんなライダーマンをダブルライダーは蘇生手術のついでにV3同様に改造手術を受けて復活を果たしたのではないだろうか?
仮面ライダー図鑑 Vol.4
ライダーマン(結城丈二)
ライダーマンは第3クールから始まった「部族編」があまり手ごたえがなかった事からテコ入れしようと生み出されたライダーでサブライダーのはしり的存在だった。当初は「滝和也」が帰国してダブルライダーが毎週改造されて「ライダーマン」に生まれ変わるモノだったが、真意は分らないが「大人の事情」なのか?毎日放送側から待ったがかかりボツとなってしまった。
復讐に燃えライダー同士で戦い、最後は敵をV3と協力して倒すメカニカルライダーはマンネリした「部族編」を打破するカンフル剤としての役目は果たしたが、弱さがたたり子供には人気のキャラクターとまではならなかった。