ナニコレ?仮面ライダーを見直すと「アギト編」
Fail.17 警察が作り出したライダーがいる?
Answer 未確認生命体の出現に対抗するために、警視庁が独自に作り上げたのが「G3」である。「変身」ではなくプロテクターを装着して戦うG3は、「強化スーツを仮面ライダーと呼んでいいのか?」といった議論もあったが、ひたむきに正義であろうとするG3(氷川誠)の姿に共感する視聴者も多く、まぎれもない仮面ライダーとして受け入れられた。このG3の成功例が後のライダー像に与えた影響は大きいといえる。その後警察は「G3-X」「G3マイルド」「マッハ」「純」を作りあげている。
ライダー図鑑 Vol.17
アギト(津上翔一)
2001年1月~2002年1月 全51話
明るく天然ボケの津上(アギト)、不幸だらけで吠えてばかりの芦原(ギルス)、不器用なお笑い要員の氷川(G3)、もとい最初から仮面ライダーである津上(アギト)、望まずして仮面ライダーになってしまった芦原(ギルス)、警察組織の一員として仮面ライダーになろうとした氷川(G3)の3人全て主役級の扱いでストーリーは進行し「イケメンブーム」は本編でさらに加速、特に今まで特撮作品を見ていなかった女性層をも取り込んで現在まで大きく盛り上がっていく事となる。