tatuzojpのブログ

ご覧頂き有難う御座います。tatuzoと言います。子供の頃、何の疑問も持たず夢中で見ていた仮面ライダーを大人になって改めて見直すと、あれ?と思った経験ありませんか?そんな疑問・不満・その他色々と書いてみました.

ナニコレ?仮面ライダーを見直すと「響鬼編」

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Fail.21 和風ティスト満載のライダーがいる? 

Answer 仮面ライダーの歴史で「和風」がたびたび登場します。ただ昭和ライダーシリーズでは「怪談話」や「カッパ」「化け猫」を模して怪人が出てくる程度だったのに対し、平成ライダーシリーズに入るとさらに和風ティストは加速し、初めて漢字の名前を持つライダー(龍騎)が登場します。その後、「ファイズ」「ブレイド」を経て。満を持して登場したのが和風ライダーの代表仮面ライダー響騎」です。日本古来の伝承から用いられた「鬼」をモチーフに、顔は歌舞伎の「クマドリ」、衣装?は「タスキふんどし」、武器は「和太鼓」に「バチ」。また、ライダー初の時代劇となった劇場作品「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」も作られるなど、「和」のライダーとして、地位を確立した。

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 次に「和」のティストのライダーは、「桃太郎」「浦島太郎」「金太郎」などの日本のおとぎ話のキャラクターをモチーフにした「仮面ライダー電王」だった。 

 さらに「仮面ライダーオーズ」では、劇場作品「仮面ライダーオーズ WONDERFUL  将軍と21のコアメタル」では、過去に行った主人公が徳川吉宗松平健)と共演を果たしている。

 そして2013年に放送された「仮面ライダー鎧武」に「和ティスト」は引き継がれた。鎧武は、戦国武将を全体のモチーフとし、鎧武者のような姿に変身し、バイクだけではなく馬にも乗るという、響鬼とは異なる形の和風ライダーでした。

 

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  ライダー図鑑 Vol.21

響鬼(ヒビキ)

       2005年1月~2006年1月 全48話

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 響鬼キーワードは「完全新生」というだけあって今までのライダーになかったティストが盛り込まれている。まずは「」、次に前作の「職業ライダー」という設定を最大限に拡大し、大人のプロ集団として組織されたライダーとサポート組織を描き、さらに、銃や剣といった従来の武器ではなく「楽器」(和太鼓とバチ・トランペット・ギター)、また変身プロセスはライダーの代名詞「ベルトでの変身」ではなくこちらも楽器(音叉)。さらに肉体改造無しで「修業鍛錬??」で変身する。そのうえ、「思春期の少年の成長」を描くなど既存の形や概念をくつがえした作品といっても過言ではない。

 <弱点>響鬼身体的弱点の多いライダーだった。体を鍛えて自身の肉体を変化させるという設定のため「他のライダーに比べて防御力が低い」とされている。また弱点というか悩みといえば「変身するたびに服が燃えてしまうのでお金がかかる」ことや猛士(たけし:ライダー所属するサポート組織)で「鬼になると本名を名乗れなくなる」ことは、弱点と言えないまでも、当人にとっては厄介な話である。