ナニコレ?仮面ライダーを見直すと「スカイライダー」
Fail.08 スカイライダーは番組後半
飛ばなくなったのはどうしてだろう?
Question スカイライダーは変身ベルトの「重力低減装置」を使ってセイリング・ジャンプし、自由に大空を飛べる唯一のライダーだが、物語途中から空を飛ぶシーンを見かけなくなった。最終話でネオショッカーの大首領を7人ライダーと共に抱え、セイリングジャンプし、大気圏外に運び去った事から飛べなくなった訳ではないらしいがどうして?
Answer そのヒントは、ライダーのボディカラーが明るく変わった事に関係があった?いじめ?もとい特訓のおかげでスカイライダーの体はそれまでの空を飛ぶ能力よりも地上で戦う能力の方が飛躍的に向上した結果、空を飛ぶ必要が無くなったという事でした。決して今まで使っていた暗いボディカラーでの飛行シーン用のバンク・フィルムが全く使えなくなったため?とは思いたくない。
ライダー図鑑 Vol.8
スカイライダー(筑波洋)
1979年10月~1980年10月 全54話
このライダー、よほど頼りないのか?ある本では「ライダーゾクゾクシリーズ」と呼ばれるほど31話以降毎回のごとく先輩ライダーが助けに現れ、特訓と称し筑波洋(スカイライダー)にパンチをかます、投げ飛ばす、ボディアタックをする、更にストロンガーは鉄球を持って追ってくるし、V3とXはバイクで追い回すし、しまいには全員そろってライダーキックを次々に浴びせていくという・・・・・・半ばいじめに近い特訓を受け、仕上げに7人ライダーのエネルギーが注ぎ込まれると、今まで夜間撮影に不向きな暗い色だったボディカラーが明るい色に変化し、99の技を持つ新生スカイライダーが誕生したのだ。